自然なたるみ取り効果が魅力の眉下切開

前回の記事で、皮膚が余ってまぶたが厚く見える場合の対処法についてお話しました。

皮膚の余りが少しの場合
 → 埋没法

皮膚の余りが多い場合
 → 皮膚を切ってくる方法(眉下切開)

では、眉下切開とはどのような施術なのか・・

加齢によって上まぶたの皮膚がたるんでくる場合、外側が特にたるみが強く、よりかぶさってくるので、このようにハの字になります。

例えばこの方

ある程度の年齢になってくると、このような目になってくる方は非常に多いですね。

外側の方がたるみが強いので、外側の方を多く取ると自然にたるみが解消できます。

こういう形で皮膚を切り取り、状況によっては中の筋肉や脂肪も取ってきて、あとは縫うだけです。たるみの程度によって、切る幅や形を微調整します。

抜糸直後 内出血少し出てます

術後2か月ではこんな感じです。

並べてみると・・

眉と目の距離が狭くなっているのがわかります。二重のラインは一切変えていませんが、皮膚のかぶさりが改善されることで、少し二重のラインが見えてくるようになりました。
ごく自然に目の印象が変わりました。

眉下切開のメリットは、
自然な変化ながら、しっかりとたるみを改善できる点
にあると思います。

デメリットは、
・切開手術なのでダウンタイムがある程度必要(抜糸まで1週間かかる)
・眉に沿って傷ができるのでしばらくの間は目立つ

注意点としては、
・眉毛の形が変わる (まっすぐな形の眉毛になる)
・目と眉毛の距離が近づく(もともと近い人は注意!)
・上まぶたの感覚が少し鈍る(時間が経つと改善します)

といったところでしょうか。

たるみの改善には有効な眉下切開ですが、では、なぜ眉の下で切るのでしょうか?

もちろん、眉の下以外で切るたるみの改善方法もあります。

二重のラインに沿って皮膚を切り取る方法や、以前に説明した、全切開二重手術にたるみ取りを併用する方法などがあります。

しかし、たるみの改善効果では圧倒的に眉下切開が優れています。眉下切開では、皮膚を広い幅で切除してくることが可能です。

眉下切開で5,6ミリしか取らないこともあります。しかし、たるみが強い方の場合、5,6ミリではほとんど変化を出せません。
この写真の方も、10ミリ近く取っています。
眉下切開の場合、たくさん取っても不自然になることはまずありません。(もちろん、たるみに応じて、正確なデザインを行うことが必要になりますが・・・)

でも、二重に沿う切り方だと、たくさん取ると必ず不自然になります。

<眉下切開の場合>

皮膚が厚くて固いのもあり、多少段差ができてもまず問題にはなりません。なので、しっかりたるみを取ることができます。(あまりたるみを取りすぎると、傷が長くなるなどのデメリットが出てくるので限界はありますが・・)

それに対して・・・

<二重ラインで切開の場合>

二重のラインであまり皮膚を取りすぎると、食い込みが強い二重になったり、目を閉じたときに段差が目立ったりして、かなり不自然になります。なので、しっかりたるみを取るには適していません。

以上より、皮膚の厚み、たるみをしっかりと改善するには眉下切開が一番適していると思います。

見た目の変化だけではなく、ご自身の実感として、目が開けやすく、軽くなります。
手術前、眉毛を使って頑張って目を開けていたのが嘘のように、手術後は目の力だけで楽に開けられるようになります。

そういう意味でも、非常に喜んでいただける手術です。

ダウンタイムが取れる方にはぜひおススメの手術です。

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